祝・合格

【全員合格!】熊本県公立高校入試結果

本日3月12日(水)は、後期入試の発表日でした。

無事に全員合格!本当におめでとうございました!

保護者の皆さま、送迎やお弁当作りなども含めまして、当塾の指導にご理解賜りまして…本当にありがとうございました。

後期入試を受験したのは当塾からは4名。こちらの4名に関しては、後日一人ひとり紹介をしていこうと思っておりますが、今回の記事は【総括】というところでお送りしたいと思います。

後期の合格高校は
STさん(桜山中)→熊本商業高校(会計科)
MFさん(清水中)→熊本工業高校(インテリア科)
RMさん(清水中)→千原台高校(情報)
YFくん(清水中)→大津高校(普通)
です。

私立入試・公立高校前期入試、そして今回の公立高校後期入試。誰も不合格にならず、全員キッチリと合格できましたね。

※ちなみに、熊工のインテリア科は熊本県下で40名合格ですが、当塾から3人合格しました。別に僕がインテリアを推したわけではないので、念のため。

毎年書いている気がしますが…とにかく合格が分かると「ホッ…」「良かったー」と、嬉しさよりも安堵といった感じが猛烈に襲ってきます。

飛び上がって「やったー!」というよりは、ヘナヘナ…となり「…いやぁ~…良かった」というイメージに合格発表の日は、なります。(←当然嬉しいに決まってますが)

今年の中3生たちは、基礎学力がかなり低い生徒が多く

新中3になった頃や、6月の模試ではほとんどの生徒が偏差値40~46くらいでした。つまり「奇跡を起こして必由館に行こうよ」という学年だったわけです。

ちなみに今の中2(新中3)達は、ほぼ全員が「北高・第一・濟々黌」という上位校を目指しているので、学年によってだいぶ違いますよね。

話は戻り、今年の中3生たちは本当に基礎学力が無さすぎでした。さらに、特段志望校も無い(まだよくわからない)という生徒ばかりだったので、色々と難しい状況でしたね。

なので僕は「目指せ必由館」というイメージでやってきました。

必由館に合格できる状態になっていれば、必由館に行ったって良いし、熊商も熊工も絶対受かりますし、千原台ならかなり上位で入ることができます。

また、熊商や熊工は募集人数が少ないために倍率がかなり高くなりますし、千原台も昨年学校改革が行われてからというもの、倍率が驚くほど上がったわけですので…

「必由館に合格できるレベルまで、結果を出せ」ば、生徒たちが冬や年明けに「熊商に行きたいなぁ」「熊工、良いなぁ」「千原台、良いなぁ」と目標が見つかった時に、「そこなら合格できるよ」と言ってあげることができるからです。

ちなみにですが、必由館は偏差値的には54程度欲しいので、中3達が40~46くらいだったわけですから、偏差値を10弱上げることができれば、上記のイメージになりますし、目標も達成できます。

これが去年の春先に僕がイメージしていた、1年間の青写真でした。

そして最終的に、ほとんどの生徒たちが偏差値52~56まで上がっており、必由館を含めたかなりの公立高校を選べるようになっていました。

もちろん細かい事は、書ききれないくらいあります。あくまで大筋のイメージの話です。

12月~1月の中で「私は熊工が良いな」とか「熊商が良い」とか、上記の通り皆さんそれぞれが具体的な高校名を目指し始めた、という流れの1年間でした。

ですので、今回後期合格した4名の最終偏差値は
〇熊商(会計)→偏差値52
〇熊工(インテリア)→偏差値56
〇大津(普通)→偏差値45
〇千原台(情報)→偏差値54

でした。特に熊工(インテリア)と千原台(情報)に合格した2人は、かなり上位で合格できているはずです。熊商はギリギリですね(危なかった)

このように、受験生の時に上位で合格できるように指導してあげたい、という想いがあります。それは当たり前で、ギリギリで受験してしまうと落ちてしまう可能性が高いからです。

先月、熊工(インテリア)に前期合格した生徒たちも、2人とも偏差値56、53と、必由館でも合格できるよね、という状態になってから熊工の前期で合格しています。

理想的なカタチです。

とまぁ、最終的な数字だけをこのように示して、話をするのは簡単なんですが…とにかくもう、この1年間、大変でしたよねぇ…

何が一番大変かというと、「スタートが偏差値45前後」の生徒は本当に大変なんです。「頑張ろう!」と思っても、分からないところだらけだし…多くの生徒たちは、やってもやってもやっても…偏差値が下がっていく生徒が多いはずです。45→42→39みたいなイメージです。

それはそうで、受験生はみんな頑張りますので、偏差値が55~65くらいの生徒たちの方が基礎力も充実していますし、飲み込みも早い。暗記も早い。なので、平均点がどんどん上がるのです。

今年の中3のような「偏差値が45前後」の生徒たちは、そのスピードについていくことができません。なので、やってもやってもやっても追いつけない。なので、「やっているのに成績が下がる」という現象が必ず起きます。

でも!

今年の中3生たちはこの段階から本当に良く頑張りました!!

生徒が調子に乗っても困るので、僕はこの1年間生徒たちを誉めていません。「足りない」というスタンスで、ずっと接してきました。

でも先ほども書いた通り「この偏差値の状態で、良くここまで頑張るなぁ~」と思っていました。本当ですよ?

なので今年の中3生の特徴としては

「スタートの偏差値は低い。理解力も高いわけじゃない。国語力も無い。でも愚直に努力をすることができた。その結果として、1年間で偏差値が5~10上げることができた」

こんな学年でした。最初、偏差値38の生徒もいたくらいですから。しつこいようですが、本当に良く努力したなぁ~と思っています。去年の春、ここまで努力できるようになるとは思っていませんでした。それくらいスゴイです。

当塾に通ってもらって、「合格」を手にしたことはもちろんですが、このような「努力の仕方」が身に付いてくれたのであれば、僕は本望です。

次は現中2の生徒達です。

ホントに大変ですからね、受験は。「受験は」というか、弱い自分を律して、目標に向かって泣き言を言わずに進むのが難しいんです。

別に「今のままで受かる高校」で良いなら、今の努力で良いわけですから。これだけの話です。シンプルでしょ??

中2は約8割の生徒が「北高・第一・濟々黌」と言っているわけですから、今年の中3生とはまったく違う大変さが待ってます。この1年間、どう頑張るんですかね?楽しみにしておこうと思います。

志望校が濟々黌だろうと、第一だろうと、必由館だろうと、千原台だろうと、一人ひとり苦しみの内容が違うだけで、みんな大変で苦しいのです。自分の可能性をあきらめないことですね。

ということで、今年の中3生の皆さん・高校3年生の皆さんは本当にお疲れ様でした!無事に全員キッチリ合格できて何よりです!これまで通塾して頂き、本当にありがとうございました。他の学年は、新たな学年に向かって、頑張りましょう!春期講習も近いですしね。

明日からは生徒一人ひとりの話を書いていけたらなぁと思っています。(アメーバブログを是非ご覧ください!)それでは本日はこの辺で!

【2025年春・合格者】
〇高校3年生
・熊本県立大学(環境共生)
KJさん(熊本北高校)
・熊本学園大学(経済/商/社福)
YOくん(九州学院高校)
・熊本総合リハ
AKさん(熊本北高校)
〇中学3年生
・必由館高校(生活)
RKさん(清水中)
・熊本商業(会計)
STさん(桜山中)
・熊本工業(インテリア)
MIさん(楠中)
SYさん(清水中)
MFさん(清水中)
・大津高校(普通)
YFくん(清水)
・千原台高校(情報)
RMさん(清水)
・菊池農業(畜産科学)
HMさん(楠中)